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這次的標題是 對於信賴的信賴

人格的な信頼からシステム信頼、ルーマンはこの議題について、いろんな切口で説明し、議論してきた。
そして今回の「信頼に対する信頼」も、この議題の一部であるだろう。
再帰性と社会的なメカニズムとの関係については、ルーマンが「再帰的なメカニズムは社会秩序に内在している複雑性の潜在的能力を拡大し、それとともにこのメカニズムが制度化されている社会システムの存続のチャンスを高めている」 (p121~122)と述べて、
再帰性・メカニズム・社会秩序・システム存続との絡み合いを説明した。
そして逆機能的な効果とは、「全体構造を安定化する上で、既に克服された困難性として利用される」(p122)。ここでの「逆機能的な効果」は少し理解し難くて、もしかして、非行少年の矯正・更生制度みたいに、
(非行外)青少年教育を安定する一方、非行少年(=困難)に対する処置(=克服)はある種反面教材みたいなことになるから、逆機能的な効果が働いでいるということでしょうか。
続いてルーマンがあげた三つの再帰的な形式の事例:学習の学習・行動予期の規範・貨幣の購買可能性において、特に引っかかるのは、
「権力者の卓越性の形式と権力交替の正当な形式が制度化されなければならない。権力の卓越性が保証される場合に初めて、権力の潜在的可能性を危険のないやり方で高めることが出来る。」(p123)の処である。
権力者の卓越性とは、権力者を非・権力者との区別を作り、昔なら天子伝説(生まれつきの異能、前代皇帝の落胤子など)がその卓越性を作り上げ、現代なら宣伝・マスコミにより作り上げられること。そうしたら、この制度化された権力者の卓越性は、ある種、権力者を権力者であるように役に立つ。権力の正当化手段の一つであると理解することは出来るだろうか。

信頼の態度について、第四章では(p47)「信頼と不信は伴に態度として感情的であり、(・・・)対象の与えられた方に関して特殊的であり、業績でなく属性へと志向する」という説明があって、p130での「システム信頼の合理的な基礎は、他者の信頼に対する信頼にある。」説明を合わせてみれば、ルーマンが言いたいのは、非理性的(感情的)なもの、虚像的なものは再帰的なメカニズムの働きによって、理性的な、実在的なものになるということでしょう。
p127文明化された信頼の様式上の特徴は、再帰性の契機を孕んでいる点にある。
之後,參考了他人的發表之後,追加感想與發言於下

ハタさんの書き込みを見てて、洞察=見抜くということに気になって、感想とコメントをアップさせていただきます。
「見抜けるのであれば、リスクを賭した前払いの必要がなくなるような気がします」としますが、今回ルーマンのものを読んでいて、分かったのは、いくら見抜けても、それは矢張り感情的な見抜き、或いは非理性的な洞察という場合もある。だからリスクを賭けた前払いは相変わらず要る。 「人間の盾」の例を考えれば、盾になる人間達は確かにハタさんの言うとおり
「『まさか米軍がマスコミが監視している前で平和主義者の自分たちを殺すはずがない』という洞察にもとづいて行動していた」。
けれど彼らの洞察は理屈ではなく実に感情的、確証できないものだからこそ、相応のリスクを掛けた。 しかし、この様な理屈じゃない物は彼らの生き残りを支えたとたん(つまり本当に米軍に殺されなかったら)信頼の合理的な基礎になったのではないか。


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